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アスコエ、自治体向けオンプレミスAI手続き案内システム 「ナビトロン」を NVIDIA Nemotron オープンモデルで開発

egNaviエンジンとNVIDIAの日本語対応SLMを統合し、
個人情報を外部AIに送信しない自治体向け手続き案内を実現

株式会社アスコエパートナーズ(所在地:東京都港区、代表取締役:安井 秀行、以下アスコエパートナーズ)は、このたび、自治体などの行政手続きに関する情報を、利用者の状況に応じてわかりやすく案内するためのナビゲーションシステム「ナビトロン」を開発しました。


ナビトロンは、アスコエが提供する行政手続き案内「egNaviエンジン」と、NVIDIAが提供するNVIDIA DGX Spark上で動作する日本語対応SLM「NVIDIA Nemotron-Nano-9B-v2-Japanese」を統合した、自治体向けの手続き案内システムです。

ナビトロンの特徴は、AIが自由に制度判断を行うのではなく、egNaviエンジンが保持する構造化された制度情報や判定ロジックに基づいて手続き候補を整理し、その結果をAIがわかりやすく補足・要約する点にあります。

その判定結果や画面上の状況をNemotron-Nano-9B-v2-Japaneseが自然な日本語で補足・要約することで、住民にとって理解しやすく、職員にとっても説明しやすい案内体験を実現するとともに、NVIDIA DGX Spark上に構築した推論環境で動作させることで、クラウド上の外部AIサービスに個人情報や入力内容を送信せず、自治体庁舎内または指定施設内のオンプレミス環境で完結できる構成を想定しています。これにより、個人情報保護やセキュリティ要件が厳しい行政分野でも、生成AIを活用した手続き案内の導入を検討しやすくなります。

 

開発の背景

自治体の行政手続きは、対象者や条件、必要書類、申請先などが制度ごとに異なり、住民にとっては自分に必要な手続きを把握しにくい場面があります。
一方で、生成AIの活用には期待が高まるものの、行政分野では、個人情報の取り扱いや回答の正確性に対する慎重な検討が必要です。
ナビトロンは、こうした課題に対し、制度判定の正確性とAIによるわかりやすい説明支援を両立することを目指して開発したものです。

 

ナビトロンの特徴

1.AIが勝手に判断しない、構造化ルールに基づく手続き案内

egNaviエンジンの制度・手続き判定ロジックを中核に置き、AIは制度判断を自由に行うのではなく、egNaviエンジンが導き出した判定結果を、住民にわかりやすく伝える補助役として機能します。

2.判定ロジックと説明文を分離し、検証可能な出力を実現

ナビトロンでは、制度判定の根拠となるロジックと、住民向けに表示する説明文を分離します。 これにより、どの条件に基づいて手続き候補が表示されたのかを確認しやすくなり、自治体側での検証や修正、制度変更時のメンテナンスにも対応しやすくなります。
生成AIの自然な説明力を活かしながらも、行政手続き案内に求められる正確性、透明性、保守性を確保しやすい構成です。

3.外部AIサービスに個人情報を送信しないオンプレミス構成

DGX Spark上でNemotron-Nano-9B-v2-Japaneseを動作させ、自治体庁舎内または指定施設内で処理を完結できるため、外部AIサービスに住民の回答内容や相談情報を送信せずに利用できます。

4.外部APIの従量課金に依存しない、見通しやすい費用構成

外部AI APIの利用量に応じた従量課金に依存しないため、運用コストは主に機器、保守、電気代を中心とした費用構成になります。

5.住民にも職員にもわかりやすい案内を支援

住民にとっては必要な手続きや確認事項を理解しやすくなり、職員にとっては制度説明や聞き取りの補助として活用できます。

 

NVIDIA DGX Spark デスクトップAIスーパーコンピューター

NVIDIA GB10 Grace Blackwell Superchipを搭載した NVIDIA DGX Spark は、電力効率に優れたコンパクトなフォームファクタで、最大 1 petaFLOP1 の FP4 AI パフォーマンスを実現します。 プリインストールされた NVIDIA AI ソフトウェア スタックと 128 GB のメモリにより、開発者は最新の推論 AI モデルのプロトタイプ、ファインチューニング、デプロイが可能です。
https://www.nvidia.com/ja-jp/products/workstations/dgx-spark/

 

ナビトロンの想定される活用シーン

  • ●自治体窓口での手続き案内支援
  • ●庁舎内端末・相談ブースでの住民向け案内
  • ●職員による制度説明・聞き取り業務の補助
  • ●子育て、福祉、介護、ひとり親支援、転入・転出など、条件分岐が多い手続き案内
  • ●閉域環境・オンプレミス環境での生成AI活用
  • ●自治体ごとの制度情報や業務フローに合わせた手続き案内

 

今後の展開

アスコエは今後、自治体ごとの制度情報や業務フローに合わせてナビトロンの活用を広げ、住民対応の効率化、窓口業務の支援、制度案内の品質向上に役立つ仕組みとして展開していきます。
また、行政分野で培った手続き案内の仕組みを活かし、金融、医療など、正確性・説明責任・個人情報保護が求められる民間領域での案内支援への活用も視野に入れています。

 

【会社概要】
● 名称:株式会社アスコエパートナーズ
● 代表取締役社長:安井 秀行
● 設立日:2010年2月8日
● 事業内容:ユニバーサルメニューによる行政サービス関連情報提供事業、ユニバーサルメニューに関するコンテンツ、データベース、サイト構築支援事業、行政関連広告事業
● 企業HP:https://www.asukoe.co.jp/
● 利用者視点を大切に行政DXに関する様々なコエを届けるメディア『GDX TIMES』:https://gdx-times.com/


【本プレスリリースに関するお問い合わせ】
株式会社アスコエパートナーズ 広報担当
TEL:03-6452-8724  E-mail:pr@asukoe.co.jp

 

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